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2020年01月23日

ストレス(メンタル)と免疫力の関係

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肝心なときに限って体調を崩す、または代わりであるかのように子どもが体調を崩してしまう、といったことはありませんか? 私たちの多くは経験的に、ストレスやメンタルと免疫力の間に関係があるだろうということを知っているかと思います。ストレスを感じていると風邪を引きやすくなったりなどです。





最近の研究では特に炎症とうつの関係なども注目を浴びているようです。心理的に見ればイライラ・怒りなどの感情が身体のどこかの(腸など)炎症と関連しており、身体的な不調をも誘発してしまう、ということです。一昨年の記事によれば、結婚はカップルの心身の健康にプラスに働き安定をもたらすという知見がある一方、もし折り合いが悪くケンカや不和が続くようであれば、親密な関係であるだけにうつになりやすく、また免疫系も影響されるということでした(参考文献参照)。





風邪な感染症ばかりでなく、自己免疫系ももちろんメンタルと無縁ではないでしょう。以前からガンを巡る研究として、ある種の性格傾向(タイプCというパーソナリティ障害で、回避性、依存性などを特徴とします)とガンとの関連が言われていました。ただ、この種の研究は前ほど盛んではないようです。回避性、依存性が高く、結果として自分の感情を十分にプロセスできない、主導権を握れず流されてしまう、などの傾向があった場合、そうした積もったストレスが「ガン」という形で現れてしまう、ということもありそうです。





「病気」になるならないというレベルでなく、また予防効果があるかどうかということは実証研究を待たなければならないかもしれませんが、日々のストレスをケアしておくことが免疫力や心身両面の健康にプラスであることは間違いがありません。漢方で言う「未病」の考え方にも近いかもしれません。そのときどきの感情や対人関係、コミュニケーションなどに無頓着なのでなく、意識を向けていくこと、不快な感情を解消する方向に持っていったり、気分転換をすること、必要があればカウンセリングなどを積極的に使っていくことなどが、有効なストレス・マネジメントであると言えそうです。





参考文献: Kiecolt-Galser, J. (2018). Marriage, Divorce, and the Immune System. American Psychologist, 73, (9), 1098-1108.


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