個人様のご相談事例
2022年04月25日

事例:入院歴があり、診断の多い女性(30代、対面→オンライン)

過去に診断として摂食障害、境界性人格障害、双極性障害などがある30代(開始当時)の既婚女性。
太ることへの恐怖が強く、ダイエット依存でもあった。ずっと精神科医の投薬もしているが、入院するような事態に陥りたくないということでカウンセリングを始めた。

被虐待歴(身体的虐待、ネグレクト)もあり、当初生きづらさ焦燥感、衝動が強かったものの、徐々に交友関係を作ったりやりたいことに取り組んだりできるようになる。一方で、環境が変わるとそれまでの人間関係の価値が逆転し、を切ってしまうというような傾向も見られた。
現在ではある家族の事情から働きたいと思うようになり、職歴はないまま就活ののち就職を果たしている(障害者雇用)。仕事をするという形で社会参画できるようになったのがやはり大きかったのか、クライアントの希望で終結となった。