オープンマインドについて
About
友だちや家族にも言えないことを抱えている、言っても理解してもらえないなどはストレスとなり、メンタルヘルスにも影響してきます。
そのため、オープンマインドでは心の悩みを安心して相談していただける「場」であることを第一としています。
人生の変化には不安がつきものですが、こうした人生の変化や迷いの時期(移行期)にサポートを得ることによって、必要なことを回避したりすることなく変わっていくプロセスを進んでいくことができます。
オープンマインドで提供するのはそうしたサポートです。
2015年に開業したオープンマインドではこれまで特に海外経験のある方、バイリンガルの方などに実績があります。帰国子女の方、外国人の方、国際結婚をされている方など多いですが、もちろんそうでない方々もおられます。
長期的な取り組みを可能とする精神分析的アプローチを主体としていますが、クライアントの方のニーズにより、より短期的のもの(5,6回~数ヶ月)など、フレキシブルに対応いたします。
一橋大学法学部卒。メーカー勤務後、渡米の機会を得てニューヨークで心理学を学ぶ。心理学修士(New York University)、心理学博士(PhD, The New School for Social Researchより)。現地では精神科病棟、クリニック、学校などで心理実習(アセスメント、心理療法)も行い、また個人分析も受ける。これまで産業カウンセリング(EAP)や学校カウンセラーも経験している。また、企業研修も行っている。
このようなお悩みを改善・解決します
Problem
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気持ちや気分の悩み
気持ちがスッキリしない、モヤモヤする、うつっぽい、気分が上がらない、あれこれ心配、不安である、など
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自分について、その他の悩み
自己肯定感が低い、悪夢や気になる夢を見る、目標がない、など
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人間関係の悩み
人間関係が長続きしない、人づきあいが苦手、人となじまない、パートナーと出会えない、異性と上手くいかない、異性が苦手、など
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適応の問題
海外から帰国したが、日本に馴染まない、あるいはその逆、いじめ・虐待・被災などの過去のトラウマやネガティブな体験に悩まされている
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障害や症状に関する問題
過去に認知行動療法やほかの療法を受けたが、合わなかったか、症状が戻ってきてしまった、精神科や心療内科に通っているが、薬だけに頼りたくない、誰かにじっくり話を聞いてもらいたい、診断や精神障害などがあるが、復学や就労など、もっとチャレンジしていきたい、など
オープンマインドでは、精神分析的アプローチで
生きづらさの問題に取り組んでいきます
Approach
精神分析的アプローチとは
生きづらさを減らし、生きる充実感(fulfillment)を増していけたらいいと思いませんか? そのようなことは、精神分析的アプローチにより、子どものときの経験(親子関係、家族関係、トラウマ的な体験、環境など)と大人になってから経験する症状や生き方、人間関係のパターンの関係を見ていくことにより、可能となります。このような作業のためには、なんでも話すことができ安心できる場が必要です。
精神分析的アプローチでは、クライアントは自分の赴くままに話をし、共感的に聞いてもらい、セラピストからコミュニケーションや人間関係についてのフィードバック(コメント、解釈)をもらいます。人間関係のパターンなどはセラピストとの間で再演・再現されることもしばしばありますが、それが変化のきっかけとなるのです。
セラピストは、精神分析的なプログラムの臨床心理学博士課程に学び、また精神分析インスティテュートの実習生でもありました。どの方にもまったく同じアプローチというより、その方に合ったコミュニケーション方法を用いつつ、心理療法を行っていきます。
事例のご紹介
Example
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事例: 海外経験が長く、職場不適応で悩む女性(50代、対面)
2024.02.21大学くらいまでの多くの年数を海外で過ごされた方。社会人になってからは大学院に戻ったとき以外は日本で暮らしている。育った文化と暮らしている文化の違いのせいもあってか、不適応感が強く、特に職場ではそうで、...
- 法人様のご相談事例
事例(法人): ファシリテーター兼通訳
2023.11.03上海、アメリカ西海岸、東京をつないだ講演会で、Q&Aセッションにおけるファシリテーター兼通訳(日本語→英語)として参加した。後援者は日本人研究者で、発酵学を専門としておられた(2023年11...
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事例: 家族が自死した女性(日本人、30代、対面)
2023.10.25この方は外国人の友だちが多く、その中で彼女の状況を聞き心配した方から心理療法を勧められ、来談するようになった。 話していくうちにとても複雑な家庭環境で育ったことが判明。育った家庭にはDVがあり、父親は...
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事例(法人) 教会での地域・子ども・ソーシャルサポートについての講演
2023.10.25茨城県内の教会にお招きいただき、教会に通われている方々のご関心事として、地域で困っている子どもたちをどう支援できるかということについて、講演の依頼を受けた。 当日は子ども・大人の発達(生涯発達)につい...
事例:ライフワークと恋愛の悩み(30代女性、対面)
2023.05.19両親の離婚などがあった、複雑な家庭で育った。芸術系大学を卒業し、関連する仕事はできているがもっと学生時代にできていたような芸術的な作業がしたいという思いもある。恋愛についても、出会いはあるものの上手く...
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事例:性的虐待サバイバーであり、海外で働いている女性(40代、オンライン)
2022.04.2530代で大学院留学し、最初はシェアハウスなどでの人間関係の悩みがあった。 その後現地で仕事をするようになるものの、人間関係や異性関係の苦手感やストレスがつづいた。あるときから自分の気持ちにフタをしたま...
ブログ
Blog
パニック発作、不安障害などの心理療法
2024.10.03あれよあれよと言う間に、10月になってしまい、今年も残すところ3ヶ月を切ってしまいました・・・今年は、猛暑がつづき10月に入っても残暑があるということで、みなさま心身ともにお疲れなのではと思います。夏...
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2024.09.01昨日は、オンラインで開催された男性被害者のためのセラピー(心理療法)グループについてのセミナーに参加していました。主宰は京都精神分析心理療法研究所(KIPP)、招かれたのはニューヨークの精神分析家、リ...
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トラウマ臨床について
2024.08.11オープンマインドでは以前からトラウマ被害を受けた方たちの心理療法をしています。性的虐待・性被害、身体的虐待、ネグレクト、愛着障害など(親やその他の大人、きょうだいなどによるもの)の対人的トラウマについ...
夏期休暇のお知らせ
2024.07.17オープンマインドは、7月21日(日)から7月25日(木)の間、夏のお休みをいただきます。 この間ご連絡をいただいてもすぐにはお返事できない可能性がありますので、ご了承ください。 厳しい暑さがつづきます...
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2024.06.27多くの人が、心理療法やカウンセリングを始めようとするに際し、気にするのはお金や時間、エネルギーのことかと思います。単に単発で来てアドバイスをもらって帰る、というようなことに比べ、たとえば毎週であるとか...
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2024.06.14今日は珍しく子育てについてです。精神分析的心理療法は、親子関係(特に初期の母、あるいはそれに代わる人と子との関係)が「転移」と呼ばれる現象を通じて再現されるのを用いて、変化を促していきますから、子育て...