個人様のご相談事例
2022年04月25日

事例:摂食障害のある女性(20代アメリカ人、対面、英語)

以前から摂食障害(過食嘔吐)があったが、カウンセリングと並行して摂食障害専門の栄養士の助けを借りて体重をモニターしなくなった。

子どものとき性的虐待をされたのではないかという疑いを抱いている。いまだに見かけや食に関する心配や話題は多いものの、育った家庭で話されるべきだったのに話されなかったストレスや現職場でのストレスについて、徐々に話していけるようになっている。全般に不安は高く、不安のマネジメントを必要としている。

日本人の彼氏がおり、彼氏や彼氏の家族についての心配事も多いが、日本に定住したいという方向で話している。最近ブラック企業めいたところからより業界で評判の良い企業へ転職を果たした。

この方はACE(子ども自体のトラウマとなる経験)10項目のうち少なくとも8項目に該当する子ども時代を過ごしてきたが、ご本人のレジリアンスも強く、ときどき強い不安に駆られるもののポジティブに取り組んでおられる。