2020年05月08日

オープンマインドでカウンセリングを受けているのは、どういう人?

一口に心理カウンセラー(セラピスト)と言っても、世の中には大勢います。カウンセラーの数が少ない地域ではともかく、特にカウンセラーの数が多い東京では、迷ってしまうのではないでしょうか。そこで、これまでの実績から、「こういう人が受けている」、「こういう人が向いている(だろう)」というのをまとめてみました。

●ネガティブな経験があり、誰かに話を聞いてもらいたい、という方 ●以前もカウンセリングを受けたが、どうも改善しなかった、止めてしまったという方 ●精神科・心療内科などに通っているが、カウンセリング(話をじっくりすること)も必要だと感じている方 ●克服したい弱み(自信のなさ、自己肯定感の低さなど)がある方  ●適当な異性に出会えないなど、異性関係のお悩みがある方 ●育った家族環境や親との関係などに問題があると思っている方 ●学びの力を高めたい方、モチベーションを維持したい方 ●アート方面に関心のある方 ●海外在住者、海外経験を生かしたい方、等々。

傾向としては女性の方が多いですが、これはカウンセリング一般に言えることで、男性のクライアントさんもいます。年代は40歳前後が多いですが、20代の方や50代の方もいますし、これまで高校生や大学生のカウンセリングも行ってきています。

クライアントとカウンセラーの相性というのは、表面的なものではないので、上に書いたことに限らないかもしれませんが、これまで定着しているクライアントの方々の特徴からまとめてみました。人間同士ですから、どうしても「相性」(英語で「マッチ match」と言っていますが)は存在し、よく合う相手とであればより深く、効果的なワークができます。話がしやすいというカウンセラーに出会えたらしめたものです。もちろん、こちら側(カウンセラー側)は合わせる最大限の努力はします。懐の深さが問われるところです。最初はぎくしゃくしていても、だんだんうまく行き始めるという場合もあります。

なお、お断りしておきますがオープンマインドではお客様(クライアント)に余計な義務を負わせないため、よくある「お客様の声」のようなものは収集していません。そのようなものは治療関係を歪める可能性もあると思っています。ですので、守秘義務に支障がない範囲での、また誇張のないこちら側(カウンセラー側)からの情報を信頼していただくしかないのです。この記事をカウンセラー選びの参考にしていただければと思います。